陸上競技でオリンピックを目指す娘と親父のブログ

家族で全国大会出場していないのは親父だけ。そんな親父とオリンピック出場を目指す娘の記録です。

東日本大震災から10年

今日で東日本大震災から10年が経ちました。

ちょうど栃木県で単身赴任中に地震に見舞われ今でも昨日の事の様に覚えています。

このころはクラブチームの監督もしていて2週間に一度、夜行バスで帰省し、朝そのままクラブ練習に参加していましたが、途中、東京駅でバス待ちをしていると皆、いつもの様に飲み歩いている姿には同じ日本でも世界が違うなぁと思っていました。


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震災後、関東では電力不足から輪番停電により平日の休暇だった為、車で2時間ほど走り福島県いわき市南相馬へボランティアに参加していました。

始めていわき市へ行った際には砂浜で震災後漸く、海を観れる様になった女性の方とお話しする事が出来ました。 この方からテレビでは聞けない人間の逞しさや醜さを教えて頂きました。


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阪神淡路大震災兵庫県は実家です)で分かっている事ですが、復興と言っても元居た人達がまた、戻って街づくりをする事は出来ない事はわかっていますので、ここで生きて行く人達が少しでも前進出来ればと想いボランティアをしていました。 なのでゴミ屋敷の方などの要請などは低調にお断りさせてもらった事もありました。


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あれから10年。

今の選手達には出来れば東南海地震は味わって欲しくないですが、もし、起こった際にはまず自分の命を守る事を伝えたいと思います。 そして、次に手助けが出来る人になって欲しい。 最後に陸上でなくてもいいので回りの人達を元気に出来る人になって欲しい。と伝えました。